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幼児の持つ特殊な能力を活かした適時教育法

全日本幼児音楽指導研究会 講師 池 昌夫

 磨けるときに磨いておかないと光ることなく朽ちていく宝があるとすればいうまでもなく子どもの能力です。

近年、脳医学の進歩によって幼児教育だけが持つ特殊な能力が解明され始め、その驚くべき能力を最大限に活かした適時教育法が注目されています。
幼児の脳の成長は驚異的で、最新の大脳生理学は「人間の脳細胞の発達は3億を頂点に6歳までにその80%を終える」と衝撃的な研究結果を報告しています。

脳細胞はそれぞれを繋ぐ神経回路の配線が出来て初めて機能し人間としての「思考、意思、創造、情操」等の基本能力(ハードウエアー)が6歳頃までに作られます。
7歳以降は基本能力の作用法(ソフトウエアー)能力が作られます。
つまり6歳までに作られるハードウエアー自体の性能が良くなければ、7歳以降に「いかに使うか」をいくら訓練しても良い結果が得られないということです。
これまで遺伝的要素が強いと言われてきた人間の能力や性格が、実は0歳から6歳までの幼児期に形成されることが明らかになってきました。
 考える行為は言葉という道具で成り立ちますが、言葉や理解力が未熟な2~6歳の幼児期はそれを補う為に五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)の感受能力が非常に高く感じたイメージをデジカメで瞬時に撮った様に、テープレコーダーで録音した様にそのまま脳裏に焼き付け覚える大きな特報を持っています。

 このように、幼児教育には様々な能力をそれほどの努力や負担が無くても容易に獲得できる「臨界期」と言われる適時教育期間があります。
適切な時期に適切な方法で教育を行えば「集中力」「理解力」「絶対音感を持つ」「英語を聞き取る」「時を読む」「高い身体能力を持つ」こと等の能力獲得は造作もないことです。
この幼児期特有の成長ステップを考慮せず、従来の幼児観で言葉や理屈で「教え込もう」とすると、幼児にストレスを与え感じる能力が奪われた結果、教わらなければ出来ない、指示されないと行動できない子どもとして成長してしまい「創造性」や「協調性」を育ちにくくなります。

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